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内澤崇仁 (androp)が楽曲提供をした曲をまとめてレビュー

内澤崇仁 (androp)の楽曲提供のまとめ

 

 

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内澤崇仁(androp

画像出典:androp 内澤崇仁、Aimerコラボ曲で伝えたメッセージ 「音楽は人を救うものだと信じてる」 - Real Sound|リアルサウンド

 

はじめに

 

こんにちは、あばらくんです。

今回は私の好きなバンド、andropについて。なんだけどandropの曲についてではなく、andropのほぼ全ての曲を手掛けるVo.Gt.の内澤崇仁が過去に楽曲提供をした曲を紹介していきたい。

 


提供曲一覧

 

1.柴咲コウ - 「EUPHORIA」(2010年11月3日発売)

2.柴咲コウ - 「My Perfect Blue」(2012年10月31日発売)

3.南波志帆 - 「MUSIC」(2012年11月7日発売)

4.柴咲コウ - 「ラブサーチライト」(2014年4月16日発売)

5.柴咲コウ - 「誓い」(2014年4月16日発売)

6.坂本真綾 - 「レプリカ」(2014年8月20日発売)

7.柴咲コウ - 「メメントダイアリー」(2015年11月25日発売)

8.Aimer - 「twoface」(2016年9月21日発売)

9.Aimer - 「カタオモイ」(2016年9月21日発売)

10.The STROBOSCORP - 「アイオクリ」(2017年1月25日発売)

11.上白石萌音 - 「ストーリーボード」(2017年7月12日発売)

12.上白石萌音×内澤崇仁(androp) - 「ハッピーエンド」(2019年4月5日配信)

 


楽曲レビュー

 

柴咲コウ - 「EUPHORIA

作詞:柴咲コウ

作曲・編曲:内澤崇仁

(ドラマ『ストロベリーナイト』主題歌)

 

 


女優、歌手として活躍する柴咲コウの21枚目のシングル。

andropの2枚目のアルバム『note』(2010年4月21日発売)と3枚目のアルバム『door』(2011年2月16日発売)の間の期間にリリースされた曲って考えるとこの曲随分昔に感じる。だが曲の雰囲気は今のandropっぽい?

重苦しく憂鬱な雰囲気だが、曲名は幸福感を意味するユーフォリア。曲の展開と歌詞の流れが物語のようで面白い。

 


柴咲コウ - 「My Perfect Blue

作詞:柴咲コウ

作曲・編曲:内澤崇仁

ストリングスアレンジ:千住明

(ドラマ『パーフェクト・ブルー』主題歌)

 

 


柴咲コウの26枚目のシングル。奥田民生柴咲コウ作曲の「ゆくゆくは」との両A面シングルだったりする。

曲名はドラマのタイトルから取られているのだろう、まさにドラマのタイアップソング。ストリングスがとても綺麗な神聖さを感じるようなバラード。 この曲と同時期にリリースされたandropの「End roll」(androp5枚目のアルバム『one and zero』に収録)もストリングスが美しい曲だったりする。

 


南波志帆 - 「MUSIC」

作詞・作曲:内澤崇仁

編曲:内澤崇仁、矢野博康

 


南波志帆の5枚目のシングル。

この曲はエレクトロなポップソング。サビのメロディーと"頭の中くるくる"っていう歌詞が頭の中でくるくるしてくる。そんな中毒性のある曲。この曲は柴咲コウに提供した曲「My Perfect Blue」と製作時期が被ってるけど曲調は全く違う。器用にいろんな曲を作ってすごいなあ。

 


柴咲コウ - 「ラブサーチライト」

作詞:柴咲コウ

作曲・編曲:内澤崇仁

(アニメ映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手』主題歌)

 


柴咲コウ27枚目のシングル。

四つ打ちのロックチューン。これまでの楽曲提供の中でもっともandropっぽさが出てるけどandropではこんな露骨な四つ打ちはしないからある意味珍しさも感じる。

サビをあえて同じ言葉を繰り返して歌っているのがインパクトがあってかっこいい!

 


柴咲コウ - 「誓い」

作詞:柴咲コウ

作曲・編曲:内澤崇仁


「ラブサーチライト」のc/w。

これもかなりandropっぽい曲。リードギターの音色とかエフェクターを使ったノイズっぽいギターソロは「あぁ、これはandropだわ。」って感じ。andropの「Star」とか「kokoro」あたりの曲調と似ている。

 


坂本真綾 - 「レプリカ」

作詞:坂本真綾

作曲・編曲:内澤崇仁

ストリングスアレンジ:内澤崇仁、石塚徹

(アニメ『M3~ソノ黑キ鋼~』オープニング主題歌)

 


声優であり歌手としても活動する坂本真綾の24枚目のシングル。

疾走感のある曲だが、ダークな雰囲気を感じる。リリース時期がandropの「Shout」と重なる(Shoutも暗めの雰囲気の曲だよな)。レプリカはBa.が吉田一郎、Dr.が河村"カースケ"智康だったはず。カースケさんのドラムはやっぱかっこいいなあ。

 


柴咲コウ - 「メメントダイアリー」

作詞:柴咲コウ

作曲・編曲:内澤崇仁


この曲の存在を提供曲を調べていて初めて知った。それもそのはず、この曲は柴咲コウ29枚目のシングル「野生の同盟」のc/wだから。しかも表題曲の「野生の同盟」は椎名林檎のプロデュース楽曲でドラマ主題歌。内澤さんの提供曲の中ではあんまり知名度がなさそうな隠れた曲なのかもしれない。

曲の雰囲気は疾走感があるがどこか浮遊感を感じさせるような不思議な感じ。

 


Aimer - 「twoface」

作詞・作曲:内澤崇仁

編曲:玉井健二、飛内将大


Aimerの4枚目のアルバム『daydream』に収録。

歪んだベース音とはっきりとした音で鳴ってるギターのドンシャリ感が特徴。ギターの音色的にこの曲はTK(凛として時雨)の提供曲か?と思ったくらいに意外な音づくり。このドンシャリサウンドがAimerの独特な声質と合ってないような気もするけど合ってる気もしないでもない不思議な感じの曲。

 


Aimer - 「カタオモイ」

作詞・作曲:内澤崇仁

編曲:内澤崇仁、玉井健二、飛内将大

 


「twoface」と同じく『daydream』に収録。

この曲が発売される頃、andropとしては「image world」を設立し、ミニアルバム『blue』のリリースを控えた時であった。『blue』リリース後は、この曲のようなより聴く人に寄り添うような人間味のある曲を作ることが多くなった。Aimerとはこのコラボからのつながりで「Memento mori with Aimer」(『cocoon』に収録)という楽曲で再びコラボしていることもあり、この曲がandropに与えた影響は大きいのかなと感じた。

 


The STROBOSCORP - 「アイオクリ」

作詞:miwa

作曲:内澤崇仁

(映画『君と100 回目の恋』劇中歌)

 


映画『君と100 回目の恋』劇中歌としてmiwa、坂口健太郎竜星涼泉澤祐希が演じるバンド「The STROBOSCORP」が披露した曲。

この曲はパクリ騒動なんかがあり話題となった。同様のメロディーラインの曲が複数あることからパクリではなく偶然似たものだろうとは思うが、もしも、内澤がありきたりなメロディーラインを大学生の劇中バンドに合わせて作ったとしたのならそれはすごいことなのではと思う。各楽器も凝ったことはせず素人感を出しているのは映画に合わせているからなのか。

ちなみにこの映画にはandropとして「BGM」という曲も提供している。

 


上白石萌音 - 「ストーリーボード」

作詞・作曲:内澤崇仁

編曲:島田昌典

 


女優で歌手の上白石萌音の初のオリジナルアルバム『and…』に収録。

上白石萌音と内澤崇仁の出会いは、上白石萌音が出演した『空色物語』というショートムービーの主題歌にandropの楽曲が起用されていたことからであり、このショートムービーから約6年後に再びコラボが実現したことになる。

"僕は主人公じゃなくて 2番手の脇役でもない"という歌詞から始まるこの曲、インパクトがある。そしてこの曲では終始、僕は主人公じゃないと言い続けているが、僕にとっての主人公は出会った『君』なのかなぁ、もしくは出会えた『僕ら』が主人公なのかもしれない。

 


上白石萌音×内澤崇仁(androp) - 「ハッピーエンド」

作詞・作曲・編曲:内澤崇仁

(映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』主題歌)

 


この曲は「ストーリーボード」提供時の候補曲としてあったデモを、映画『L♡DK』主題歌用に作ったもの。

歌詞は女の子が書いたものじゃないの?って言うほど女の子らしいものとなっており、上白石萌音が歌うことを考え作っているというところが提供曲らしい。

後半に行くにつれて壮大になっていくドラマチックな曲調も映画のエンディングに流れるに相応しいものになっている。

 


おわりに

 

楽曲提供という点を意識して曲を聴いて、楽曲提供の難しさを感じた。

楽曲提供をする専業の作詞家作曲家ではなく、バンドマンなどのアーティストに依頼をするということは、アーティストの個性が求められているということだと思う。しかし、アーティストが自身の曲を作るように楽曲を作ってしまうと提供をしてまで歌わせる必要のない、カバー楽曲のようになってしまう。歌う人の個性と自身の個性を上手い塩梅で合わせる器用な曲づくりが求められるのではないか。


内澤さんの提供した曲を全ての曲を聴いてみて、曲の幅が広いなあと感じた。そして、全ての曲が歌手に寄り添い、その人の曲として成立している。こうやって楽曲提供で様々な曲を提供しているということは、それだけ作曲のスキルが評価されているということだろう。改めて内澤さんの凄さを実感。


どうでもいいけどこの12曲、まとめてみたら曲の幅が広いこともあって通して聴いても飽きが来ない。これは1枚のアルバムにして売るべきだと思いますよ!もし売ったら買うのになあ。


以上。